山形バーバーが解説!スキンフェードに使う道具と選び方
- KOSEI MUKAIDA
- 2月26日
- 読了時間: 3分

スキンフェードは、バーバースタイルの中でも特に人気の高いカット技術のひとつです。滑らかなグラデーションを作るためには、正しい道具を使うことが重要です。今回は、山形のバーバーがスキンフェードに必要な道具とその選び方について詳しく解説します。
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1 クリッパー バリカン
スキンフェードの基本となる道具がクリッパーです。均一な刈り上げを作るために、切れ味の良いものを選びましょう。
【おすすめポイント】
- パワーが強いもの スムーズな刈り上げが可能
- 調整レバー付き 長さの微調整ができる
- コードレス or コード付き サロンワークならコード付き、使いやすさ重視ならコードレス
【人気モデル】
- Wahl Magic Clip
- Andis Master
- Babyliss Pro Clippers
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2 トリマー
クリッパーでは刈り切れない部分を処理するために使います。フェードのディテールを整え、ラインアップ アウトライン を際立たせるのにも欠かせません。
【おすすめポイント】
- 精密なカットができる 細かい部分の仕上げに最適
- スキンフェードの際どいライン作りに便利
- コードレスのほうが操作しやすい
【人気モデル】
- Wahl Detailer
- Andis T Outliner
- Babyliss Pro Skeleton Trimmer
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3 シェーバー
スキンフェードのスキン 肌 部分をしっかり剃り上げるために、フォイルシェーバーが必須です。これがあることで、よりクリーンなフェードが作れます。
【おすすめポイント】
- 深剃りできる フェードの下部をなめらかに
- 肌に優しい 敏感肌向けのものを選ぶと安心
- バッテリー持ちが良いものを選ぶ
【人気モデル】
- Wahl Finale
- Andis Pro Foil Shaver
- Babyliss Pro FX Foil Shaver
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4 コーム クシ
スキンフェードでは、クリッパーとコームを併用するクリッパーオーバーコームの技術が大切になります。
【おすすめポイント】
- 細かい歯のもの 正確なカットがしやすい
- 適度な硬さ 柔らかすぎるとコントロールが難しい
- カラーコームも便利 髪の色に対してコントラストが出るため、カットしやすい
【人気モデル】
- Wahl Clipper Comb
- YS Park コーム
- Babyliss Pro Barber Comb
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5 ブレンディングシザー ぼかし用ハサミ
フェードの境目をなめらかにするために、セニングシザー すきバサミ やブレンディングシザーを使うと、より自然な仕上がりになります。
【おすすめポイント】
- 40から50パーセントカットできるもの フェードの境目をなじませる
- 軽量で扱いやすいもの 長時間の作業でも疲れにくい
- プロ向けのものを選ぶと精度が高い
【人気モデル】
- Joewell ジョーウェル セニングシザー
- Kamisori Blending Shears
- Mizutani Barber シリーズ
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6 スプレー パウダー
スキンフェードをするときには、髪をドライな状態にしてカットするのが基本です。パウダーやスプレーを使うことで、よりスムーズなカットが可能になります。
【おすすめポイント】
- ドライシャンプー系のスプレー 油分を取り除き、カットしやすくする
- フェードパウダー クリッパーの滑りを良くし、より精密なカットが可能に
- クーラントスプレー クリッパーの刃を冷やし、メンテナンスにも便利
【人気モデル】
- Elegance Hair Cutting Powder
- Barber Strong Clipper Spray
- Andis Cool Care Plus
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まとめ
スキンフェードを美しく仕上げるためには、適切な道具を使い分けることが大切です。クリッパーやトリマーの選び方に加え、シェーバーやコーム、シザーなどの細かいアイテムにもこだわることで、より完成度の高い仕上がりが可能になります。
バーバーの技術をさらに向上させるために、ぜひこれらの道具をチェックしてみてください。
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